10/18/2011

Maison Chaumet

10月15日&16日の週末は、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ)の
Les Journées Particulières(日本語に訳すと、「特別デー」...?)

訳してしまうとあまりかっこ良くありませんが、
とにかく、モエ・エ・シャンドンやヘネシー、ルイ・ヴィトン、
ゲラン、ジバンシィ、ディオール、セリーヌ、フェンディ等々
職人技術を誇る蒼々たるブランドが、普段は一般公開されることのない空間と
それぞれの技を紹介するというイベント。

ただし、どこに行っても3時間待ちは覚悟の上なので、
今年は友人と一緒にヴァンドーム広場の宝石店Chaumetへ。



寒空の下待つこと2時間半!
華麗な階段を昇り、小さな部屋に足を踏み入れると
まず最初に目に飛び込んでくるのは
ナポレオンの妻ジョゼフィーヌの肖像画。
Chaumetの創業者ニトがナポレオンの御用達だったというゆかりがあるとのこと。

その奥の部屋は、1777年に設計された「ル・グラン・サロン」。
白とゴールドを基調にした、豪華ながらも上品な空間。
作曲家ショパンが死の間際に最後の曲を作曲した部屋としても有名です。
室内の写真を撮れなかったのが本当に残念...。
窓の外には、ヴァンドーム広場のナポレオンが。



宝石店Chaumetが誇るのは、19世紀末から引き継がれてきた繊細なティアラの数々。
デッサンや模型、本物の職人さんの技術や作業工程などを見ることができ、
実際に展示されていたティアラもより輝いて見えました。

これから、19世紀末〜20世紀初頭の装飾デッサンを勉強する身としては、
今も変わらず続いている伝統を肌で感じることができ、
今後のモチベーションもぐんとアップする1日となりました。


鑑賞の後は、カフェでショコラ・メゾンを飲んで暖まりました。

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