7/20/2012

京都の夏


親戚が住んでいて、小さい頃からよく訪れていた京都。
昔は、キラキラした新京極の商店街に惹き付けられたりしていましたが、
(なにせコンビニやマクドナルドさえものめずらしかった田舎者なので)
大人になって個性的な美術館やお寺に足が向くようになりました。

一時帰国中も、2泊3日で京都に滞在。

風情のある木造の街並み。


大通りから一方通行路に入り、さらに細い路地に入って
扉の向こうに知らない世界が広がっている...そんな奥深さがあります。


背の低い建物が身を寄せ合うように建っているのも、なぜだか安心感があります。


そして緑豊かな庭園で出会う生き物たち。



抹茶とあんこ、栗の和風パフェ。王道中の王道、完璧なハーモニーでした。

 

365日食べても飽きないおばんざいや会席料理。




京都はよくパリに似ていると言われます。
どちらも古い建造物があちこちに残っていて
歴史と伝統に支えられた街の凛とした佇まいが、
観光地として多くの人々を魅了しています。

でも、敷居の高さや、よそ者を受け入れない独特の閉塞感があるのも事実。
そうやって守り続けてきたものが、街の奥深くで脈々と息づいていて、
何かの拍子に触れることができる...そんなイメージがあります。

きっとその街に住んで、生活を営み、同じ空気を吸わないと
見えてこないものがたくさんあるはず。

というわけで、香川で18年間育ち、東京で7年間学び働き、
パリ暮らし通算3年目に突入した私が次に住みたい街ナンバーワンは京都です。






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